歌詞に【5月】がある曲

LYRUCAでシステム担当をしているマヌルです。
4月23日は「国際マヌルネコの日」だったようですね。マヌルネコに会いたい…

さて、「歌詞に○○がある曲」第3回です。

まずはルールのおさらいです。

ルール
  1. 毎回1つお題となるワードを決める
  2. そのワードを歌詞に含む曲を【ランダムに】ピックアップ
  3. 歌詞の一部を掲載しつつ楽曲をご紹介!

今回のお題

気付けば4月ももう終わり…ということで、
第3回のお題は「5月(五月)」!

4月の「」と違って、
こいのぼりや柏餅はあまり歌詞に出てこなさそうだし、5月といえばこれ!というのがなかなか思いつかなくて…
ならばいっそ、「5月」で検索してしまおう!という作戦です。

気候がよく爽やかなイメージの5月ですが、どんな結果になるでしょうか?

曲紹介

May Fair / GLAY

それでも心なぞる5月の風 涙流れても優しくて

曲情報
GLAY 4th ALBUM『pure soul』(1998年7月29日発売)収録
13th ALBUM『MUSIC LIFE』(2014年11月5日発売)では、メンバーセレクトのバラードベスト「BALLADE BEST☆MEMORIES」に収録

SOUL LOVE」や「誘惑」など有名な人気曲も多い「pure soul」の曲の中でも ファンから根強い人気を誇るバラード曲です。
切ない別れと旅立ちの歌ですが、過去のキラキラした想い出や ひたむきでがむしゃらな前向きさ、そして歌声に温かさややわらかさも感じます。
旅立ちの曲というと3月・4月のイメージが強いですが、この曲は季節の美しさや優しい空気も感じる 5月にぴったりの曲だと思います。

メイビーネイビー / マカロニえんぴつ

アイリスの花言葉 咲かずに散ってゆく
それでもまた5月はやってくると

曲情報
マカロニえんぴつ 会場限定シングル『メイビーネイビー / enough』(2016年8月23日発売)
3rd mini album『s.i.n』(2017年2月15日発売)収録

アイリス(アヤメ)だけでも5月感があるのですが、歌詞の「君」との会話が…「先週の研修」「実は最近職場の人で~」など、すごくリアルに5月を感じます…!(「どうする?」の後に無言になるのがまたリアル…)
歌詞を先に読んだので、新生活がはじまって変わっていく不安定な感じなのかな…と思いましたが、曲調はとてもポップ&ほんのりアジアンテイストで軽やかに聞こえます。
歌詞に出てくる「気まぐれ」がアイリスの花言葉だったり、ヒンドゥー語が出てきたり、MaybeはMayとかけてる?Navyは花の色?など遊び心も感じる1曲です。

5月の呪い / おいしくるメロンパン

5月の呪いは解けないで
ゆっくりとゆっくりと沈んでいく

曲情報
おいしくるメロンパン 1st mini album『thirsty』(2016年12月7日発売)収録

こちらはポップな曲調ながら、憂鬱で無気力な五月病を彷彿とさせる歌詞の一曲です。
最初から最後まで5月だるい…という内容の歌詞でタイトルも重々しいですが、声と軽快なリズムがなんとな~く心地よくて、やる気のない5月にぼーっと聞いていたくなるような感じがします。
これがダークさわやかというやつでしょうか…!

WILD SOUL / 黒崎蘭丸(CV.鈴木達央)

犬みたいに 五月蝿く吠えて
何を守ってたんだ?

曲情報
『うたの☆プリンスさまっ♪ アイドルソング 黒崎蘭丸』(2014年5月28日発売)収録

「五月」といえば「五月蝿い」がありましたね…!
アイドルなのに「五月蝿い」ってなかなか乱暴な言葉だな、と思いましたが…曲もゴリゴリのワイルド系で、公式では「エレキギターが鳴り響くラウドロック」と説明されていました。
アイドルソングの幅広さよ…!
ペンライトだけじゃなく 拳!が似合う感じの男らしい&格好いい曲です。

人間図鑑 / 石崎ひゅーい

あれは五月で 君の着てた花柄シャツ さみしい色

曲情報
石崎ひゅーい デビューmini album『第三惑星交響曲』(2012年7月25日発売)収録

切ない…
諦めや無力感のような暗い気持ちを歌っていますが、どこか弱さに寄り添うような優しさも感じます。
「5月」は過去の情景として出てきます。場所や服装など具体的に描かれることで エピソードにリアリティが感じられて"生身っぽさ"につながっているように思います。
同じアルバムの「3329人」にも「5月」が出てきます。こちらはタイトルが月間自殺者数を表していて、いろいろと考えさせられる曲になっています。

最後に

5月、意外とネガティブなイメージでした…!
ピックアップでは1曲だけでしたが、
「五月」の検索結果は 半分以上が「五月蝿い(五月蠅い)」でヒットしていて、暗めの曲が多いという印象に…

「五月蝿い」というわりに5月にハエのイメージないな…と思ったのですが、旧暦5月=梅雨頃のハエが活動的でうるさい!ということが由来なんですね。
同様に
「五月雨」(長雨、梅雨)
「五月晴れ」(梅雨時の晴れ間)
も旧暦からなので、実際は6月の梅雨時期を表す言葉のようです。

そう思うと、歌詞に「五月」が入っていても、5月の歌はあまりないのかもしれません…!?
数少ない(かもしれない)5月の曲を見つけるヒントになっていれば幸いです。

みなさまと音楽の新しい出会いのきっかけとなりますように!

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