LYRUCAでシステム担当をしているマヌルです。
最近は外部API呼び出し周りの修正をちょこちょことしていました。
それはさておき、「歌詞に○○がある曲」第2回です。
まずはルールのおさらいです。
- 毎回1つお題となるワードを決める
- そのワードを歌詞に含む曲を【ランダムに】ピックアップ
- 歌詞の一部を掲載しつつ楽曲をご紹介!
今回のお題
第2回のお題は「猫」!
理由は単純に猫が好きだから!
猫好きの人間というのは不思議なもので、
「猫」という言葉がつくだけでなんとなく気になってしまうものです。
猫足テーブルや猫足昆布に魅力を感じたり、
苗字検索で「猫」のつく苗字を調べて思いを馳せたり、
猫というワードを冠したいがために猫舌でもないのに「私猫舌で…」と主張したりしてしまうものです。
なので当然、歌詞に「猫」が出てくると「おっ」となります。
まだ見ぬ「猫」の歌詞と出会うべく、検索した結果がこちらです。
曲紹介
しらす / クリープハイプ
猫 可愛いあんよ
ふわふわしてて美味しそうだ
撫でたら伸びてあくびしてった
長生きしてねと頼んだよ
『夜にしがみついて、朝で溶かして』(2021年12月8日発売)収録
猫 あんよ ふわふわ … もう字面だけでかわいくていとしくてたまらない気持ちになります。美味しそうという表現にも全力で同意したいです。
歌詞全体のテーマとしては、タイトルにある「しらす」含め いただく命への感謝と生きるということ なのかなと感じました。
童謡・民謡のような曲調や子供の声も相まって、心地よく「明日からも生きていこう」と思える癒し系ソングです。
猫の惑星 / 打首獄門同好会
ああきっと ああきっと 僕らはこの世に
猫を愛でて生きる運命の下に生まれてきた者なんだろう
猫好きさんならすでにご存じな方も多いかも、な 圧倒的猫愛ソング。
歌詞中に「猫」という言葉が24回出てきます。是非フルで読んで&聞いてほしい一曲。
ネタ曲かと思いきや、もはや哲学さえ感じる猫への愛溢れる歌詞と 格好よく高揚感を感じる曲で 聴いた後にすがすがしさと感動が訪れます。
MV(400万回以上再生!)も 一般応募されたかわいい猫さんの映像が盛りだくさんで必見です!
凛々爛々 / 赤い公園
ああ 猫の背を伸ばして
靴ぞこを鳴らして凛々爛々
ミニアルバム『消えない - EP』(2019年10月23日発売)収録
こちらは猫の話ではなく単語として登場する形です。
「猫背」ではなく「猫の背を伸ばして」というと だいぶ響きや雰囲気が変わりますね。
その他にも「私のコンロのつまみを あなたには渡さないだけ」「手鏡の中をいじめないで」など 意味はすっと入ってくるのに独特な言い回しの歌詞が魅力的。
ポジティブだけど暑苦しくない歌詞と力強く疾走感がある曲で、背筋を伸ばして走りだしたくなるような凛とした曲です。
夜中のキスミ / ずっと真夜中でいいのに。
泣きそうで 折れそうで
でも離れられない 猫体で
『伸び仕草懲りて暇乞い』(2022年2月16日発売)収録
「猫体」と書いて「からだ」と読みます。
普通に聞いただけでも切なかわいいおしゃれな曲なのですが、飼い猫さん目線と思うと…「エメラルドグリーンの 粒ら光らせて あなたの帰りを いつまでも 待っている」とか…もう…けなげ…すぐ帰る…!
同アルバムの猫リセットにも猫という言葉が出てきます。頭に残る言葉のチョイスが絶妙…!
ストレンジ カメレオン / Mr.Children
いつか慣ついていた猫は お腹すかしていただけで
すぐにパチンと音がして 弾けてしまう幻でも
手の平がまだ暖かい
原曲は the pillows 6th single
『ストレンジ カメレオン』(1996年6月21日発売)に(STRANGE VERSION)
5th album『Please Mr.Lostman』(1997年1月22日)に(ORIGINAL STORY)が収録
the pillowsの色褪せない名曲。
(LYRUCAに掲載しているのはミスチルカバーバージョン、上記の試聴はthe pillowsのものとなります)
周りとなじめないことを「出来損ないのカメレオン」と表現しているのが秀逸すぎる…疎外感や孤独感を感じる人ならきっと胸に刺さると思います。
引用部分の歌詞も、猫がなついていたと思ったらお腹がすいていただけ という切ない話ですが、そこからの「手の平がまだ暖かい」がなんとも言えず情緒的で…!
最後の「君と出会えて良かったな」もそうですが、哀愁のなかに優しさも感じる、心の琴線に触れる一曲です。
最後に
「猫」深いですね…
前回の「桜」以上にいろいろな使われ方をしていたのが印象的でした。
かわいさや癒しをあらわす「猫」や 自由で気まぐれな「猫」
「化け猫」や「捨て猫」、「飼い猫」、
「野良猫」の強さや「仔猫」のか弱いイメージまで…
あと意外と多く見かけたのが「猫背」と「猫も杓子も」。
「猫背」はたった3文字でなんとなく人物像や心理状態が想像できる言葉ですし、「猫も杓子も」はリズムが気持ちいい言葉なので 歌詞との相性がいいのかもしれません。
「猫」の多様性?は5曲ピックアップでは伝えきれないと思いますので、おまけとしてこの下に30曲ほど載せておきます。
気になるフレーズがあったら是非曲も聞いて、お気に入りの猫ソングを見つけてください。
みなさまと音楽の新しい出会いのきっかけとなりますように!
おまけ
歌詞に「猫」がある曲
曲(クリックで詳細表示) | 「猫」のあるフレーズ(引用) |
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猫になりたい / スピッツ | 猫になりたい 君の腕の中 寂しい夜が終わるまでここにいたいよ |
K / BUMP OF CHICKEN | 週末の大通りを 黒猫が歩く 御自慢の鍵尻尾を水平に 威風堂々と |
僕だけの楽園 / 石崎ひゅーい | 君と僕と猫とそれだけの楽園 なにもないから |
a Boy~ずっと忘れない~ / GLAY | 華やかな街を通り抜け路地裏の片隅で したたかに産まれ生きてく 子猫の様に |
NEKO / OKAMOTO'S | 猫なでよう 嫌がっても 気まぐれでまた来るさ |
哀しみロック / マカロニえんぴつ | 僕は君の犬になれるけど 君はね、猫だから大丈夫 ひとりでも大丈夫 |
冬の予感 / 平井大 | 季節外れのシーサイド 路地裏の猫達と 並んで君のこと待つんです |
拙者忍者、猫忍者。~木天蓼三毛蔵と町娘おりん~ / -真天地開闢集団-ジグザグ | 拙者忍者、猫忍者。 にゃんにゃか にゃんにゃか にゃんにゃか にゃんにゃか |
三面鏡 / 日食なつこ | 毎日おんなじ場所にいる猫は道行く人々に 思い思い好きに呼ばれる 全部の名前に返事をする |
爆ぜろ!! / Creepy Nuts | あからさま 猫も杓子も名無しも何様 神も仏も イカサマ~ |
はっぴいえんどを聴かせておくれよ(仮) / カネコアヤノ | 欲しい服とか靴とか本とか 猫も欲しいしギターも欲しいな |
IGGY POP FANCLUB / NUMBER GIRL | 君は家猫娘だった この部屋でいつも寝ころんで |
トンガリ'95 / LAMP IN TERREN | 冴えわたる夜空に いきなり現れて 青い猫目のビームで 突き刺すような |
Rhyme Anima's Mixtape / Division All Stars | だって人はみんな子猫ちゃん |
ハネモノ / スピッツ | 近づいて 抱き上げて ノドを鳴らす 子猫のような 望み通りの生き物に変わる |
ジャック天野 / 打首獄門同好会 | 真珠より豚 小判より猫 Let's GO! 意味がわかんない |
WORLD'S END / GLAY | モノと化す静かに蒼いハニー 華奢-きゃしゃ-な猫-ナイト-に見守られ |
夜明けのオレンジ / ポルカドットスティングレイ | 見通してくれよ子猫と同じ目で 絵空事の様 |
揺らめいて候 / 神はサイコロを振らない | まるで飼い主の帰りを待つ 捨て猫のよう |
My landscape / BiSH | 弱音ばかり その山猫 you are never darling 越えたくて |
NEON PICNIC / フレデリック | 路地裏の猫は知らない顔でただ笑っていた |
LOVE SONG / SEKAI NO OWARI | 牙を剥き出しにした飼い猫達のよう 可愛いだけが取り柄なのかい? |
The Days Of NEKOMACHI / ZAZEN BOYS | 冷凍都市から猫街へ 流れ流れて人の群れ 冷凍都市から猫街へ 響き渡る春猫の声 |
恍惚 / ナイトメア | 散々 潰されて 嫌々 立ち上がって 駄々 こねこね仔猫ね |
シーグラス / Saucy Dog | “あのね、海岸線 憶えてる?はじまりはそこから 猫被って懐かしいね、全部大切なの” |
風邪をひいた時の歌 / [Alexandros] | このままもう少し乗っちゃえば 実の家で療養出来る 猫に会える |
りんごに火をつけて(Light My Apple) / THEラブ人間 | マフラーの色は月と同じ きらきらひかる三毛猫色 |
青空と黒い猫 / ASIAN KUNG-FU GENERATION | 捨てられた黒猫の様な彼だって 喉を震わせて 自分以外を呼んだんだ |
夏模様の猫 / Official髭男dism | 月が白く翳る朝 顔を擦る小さな猫 |
アルデバラン / サカナクション | 明ける 明ける 猫の物語 僕は見ていた |