Fiction

嶺二
Uh...
藍
Uh...

All
真実が、現実が、心を押しつぶしても
想像が、幻想が、未来を生んで紡ぐとしたら？

(Fiction or Non Fiction or...)
(Fiction or Non Fiction or...)


嶺二
君は時もない箱庭で　歌と云う名の愛を抱(いだ)き
命を探していた

藍
機械仕掛けの鼓動の音　人の形をした身体
平行にずっと続いた二人の壁

嶺二
残酷な…最後が見えたんだ
藍
それは…ボクも同じ
藍
失ってもボクは生きていて
嶺二
変わらぬ運命(さだめ)
All
蝕(むしば)む時間

All
その痛み背負い合って一緒に生きてゆきたい
秒針の刺す音に目を閉じて耳を塞ぎ

嶺二
せめて
藍
幸せになる物語
藍
きっと
嶺二
二人ならば踏み出せる
All
空に焦がれてツバサを描こう


嶺二
ヒトとヒトの行く末だって　命尽きる日は一人きり
大事なのはどう生きるか

藍
哀しませる覚悟を伝え　限りある今を大事に
全てを見せ合った二人ならばできる

嶺二
寂しさも…本気の涙も
藍
怖さ…恐ろしさも
藍
喜びも…笑い合えた日も
嶺二
半分にして
All
支え合って

All
「見た事ない世界へと連れていく」と誓った日
背を任せ、手を重ね、同じメロディを奏でて

嶺二
今日に
藍
繋がったこの奇跡は
藍
絶対
嶺二
意味があるって信じて
All
進む姿を誰よりも強く…！


All
真実が、現実が、心を押しつぶしても
想像が、幻想が、未来を生んで紡ぐよ

嶺二
せめて
藍
幸せになる物語
藍
きっと
嶺二
二人ならば踏み出せる
All
夢も、リアルも、生(せい)の泡沫(うたかた)と…

(Fiction or Non Fiction or...)
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