SUPER BEAVER
いつからか お気に入りになってた 曲や小説 古着のTシャツ そもそも言えば 趣味じゃないのに 何となく大切になってる どれも確か あいつが好きだと言ってたもの 笑えちゃうな いや、笑えないなぁ 例えば 風邪だとかひいちゃって 不意に弱腰になったとき 日々の不安だとか イライラを 誰に話したいか考えたら 今の私の隣にいる いわゆる「君」じゃ無い 笑えちゃうな いや、笑えないなぁ 思い出の中で生きていたい そんなわけじゃない そんなはずがない 頭抱え 涙さえ流して 選んだのがそう 今日のはずでしょう? 思い出はただの思い出と わかってるのに わかってるのに "前進するため"の選択が 何故こうも 私の足を引っ張るんだろう いわゆる今の「君」との今もね 間違いなく楽しいひと時 なのに 喉に刺さる骨のように 実は常に気にかかっている 過去の「君」が 風邪でもひいてないか気になる 笑えちゃうな いや、笑えないなぁ 思い出は綺麗になるもの そんな言葉を思い出してる 大切なのは今を生きること 生きる今を大切にすること 思い出はただの思い出と 言い聞かせても 言い聞かせても "前進するため"の選択が 今さら 間違いだった気がしちゃってる お気に入りと大切は違うんだね 思い出って今日も生きてるんだね 大切って一つではないんだね なんて言い訳ばっかり探してたんだ 思い出の中で生きていたい そんなわけじゃない そんなはずがない 頭抱え 涙さえ流して 選んだのがそう 確かに今日だ 思い出はただの思い出と わかってるから わかってるから "前進するため"の選択を もう一度 私は此処でしなきゃいけないんだ 私の中の大切はあの日の 「君」だと本当はずっとわかっていた