TETORA
この正体はよく分からないけど 止められそうにもない 言葉よりも先に飛び出してくもの 羊に頼った所で眠れそうにもない 理由は後からつけるから待っててくれないかい それは私の隣にいたんだ そして私と共に行くんだ 夜の真ん中 2人だけで歩く 一緒にいるんなら 月が見えない道でもいいのにな 真っ暗な高いビルやちっさなビル 知らない風が図々しく通り過ぎてった いじわるな友達 嫌な思い出 赤信号だらけ 通りすがりの人 雨 夕やけ 昼休みのハト 大粒の日差し 竜巻 落ち葉 名前も知らない花 どんなものにまで優しくしそう どんなものにまで優しくしてしまいそう 365個の季節が過ぎて 366個目の季節があることに気付いたみたいに あくびをしながら君と過ごしていたいな どんなものにまで優しくしそう どんなものにまで優しくなりそう