竹原ピストル
古びた今日を追い立てるように のしのしと夜が満ちていく。 やがて輪郭の限りに街が灯り 全ての輪郭に影を生む。 子が親を選べぬように 金は汗水の色を選べない。 せめて誰かを羨みながらの いじけた酒だけは啜らぬように そちらにとっての裏通りが こちらにとっての表通り 分かり合えぬことを分かり合ったら 笑顔でさよなら、跡形もなく。 真新しい今日に急き立てられるように そそくさと夜が褪せていく。 寝ぐらを無くした鼻歌が 路地のどんつきに吹き溜まる。 自前は骨身と心根だけ。 あとは借り物、もらい物、授かり物。 日々、胸糞に積もりゆく恩の厚み。 夢の体重はそれで決まる。 そちらにとっての裏通りが こちらにとっての表通り 分かり合えぬことを分かり合ったら 笑顔でさよなら、跡形もなく。 そちらにとっての裏通りが こちらにとっての表通り 分かり合えぬことを分かり合ったら 笑顔でさよなら、跡形もなく。 笑顔でさよなら、跡形もなく。
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曲情報 | |
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作詞 | 竹原ピストル |
作曲 | 竹原ピストル |
編曲 | 竹原ピストル |
Vocal | 竹原ピストル |
Acoustic Guitar | 高田 漣 |
Electric Guitar | 高田 漣 |
Bass | 伊賀 航 |
Drums | 伊藤 大地 |
Percussion | 朝倉 真司 |
引用 | 悄気る街、⾆打ちのように歌がある。 |