石崎ひゅーい
こぼれ落ちないように きつくまぶたを閉じたんだ なのに溢れだしてくるんだ 拭うこともできないほど でも不思議とあったかくてさ 寂しくはないんだ 誰かのためじゃないさ ただ君のためだけに 不甲斐のない毎日を噛みしめているんだ 宝物になるように、笑ってまた会えるように 喜びも悲しみも贈るよ、涙として 瞳の裏側で あの日の面影が濡れている さよならするのが怖いから 僕らありがとうって泣いたんだ この雨が止むまでは 無様なままでいるよ この胸のぬくもりを抱きかかえながら 誰かのためじゃないさ ただ君のためだけに 不甲斐のない毎日を噛みしめているんだ 宝物になるように、笑ってまた会えるように 喜びも悲しみも思い出も未来も 約束もさようならも溢れろ、涙として