cocchori
破れた誓いと希望のきれはし 握りしめて白い海を行こう すべりだした船が目指すのは 地平線の外 空の終わる場所まで 孤独と自由 共に抱えたまま こもる霧をかきわけ進めば 「終わりにはきっと」なんて考えもせず このままずっと 風を帆に受けたままで どんなにそこが遠くても どんなに波が険しくても 僕にとってはどこふく風 どうしてここにいるのかも どこからどこへ進むのかも 分からないまま風にゆられ 今この目を照らす光と闇 ゆれる波 甲板に吹く風 どんなにそこが遠くても どんなに波が険しくても 僕にとってはどこふく風 どうしてここにいるのかも どこからどこへ進むのかも 分からないまま風にゆられ あれは島か それとも幻 こする目にかすむ黒い影 目覚めた時 船が目指すのは 夜明けの声 たまらずに腕を上げて 今この手に握る迷いと夢 ゆれる波 甲板に降る雨 始めから終わりまでみな 戻る場所を探してるのかも 頭に浮かぶ君の指が揺れる どんなにそこが遠くても どんなに波が険しくても 僕にとってはどこふく風 どうしてここにいるのかも どこからどこへ進むのかも 分からないまま風にゆられて
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