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並木道のやわらかい風はあなたの手のひらみたいに 僕の左頬を優しく撫でて 甘い匂い残して消えてゆく さよなら 二人で言い合って それで一体何が終わったの? この想いと伝えたい言葉が 行き場を失くしただけでしょう 春を音にしたような声で もう一度僕を 僕の名前を 呼ばれたら何も言えないから せめて泣かないようにしよう 強くなりたいと願う度にひどく虚しい気持ちになる 強くなれたってその姿を 見せたいのはまだあなただから そうだね きっと時間の流れが すべてを洗い流してしまうね ならそれまで大切に持っておこう 想いも言葉も温もりも 涙も 忘れなければと思うほど胸の深くに刻みこまれるのは それだけ想いが強いから そうゆう事にしておこう 会えないとゆう事より何よりも 悲しいのは君が僕に会えなくても平気ってゆう事 今でも君に会いたいけど 会えない理由が山積みなだけじゃなくて 本当に大切にしなきゃいけないものに気付き始めたから 春を音にしたような声で もう一度僕を 僕の名前を 呼ばれたら何も言えないから せめて泣かないようにしよう 連れていくよ 君の想い出と この春を歌にして
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