マカロニえんぴつ
十三月の風が吹いて 水曜日に熱を出した 大事なときに居ないよね なんだか、なんかなあ 泣きたいときに泣けばいいさ 会いたい夜に会えりゃいいよ そんな簡単にしないでよね こわくないこともないのです ベランダから春が射した 理由もなく泣いてしまった 柔らかな嘘を貯める 何故だろう、変われない 「大丈夫」君が言って 水曜日を寝潰した 幸せの削りカス 集めて生活する 手を繋いでいたい 手を繋いでいたいのだ 弱さだけを握りしめて居たいのだ 僕らはまだまだ それぞれだけれどね それでも、それでも 君が好きだ 君が好きだ 十三月の風が吹いた 金曜日にゴミを出した どんどん狭くなる恋路を どうしてだか愛してしまうな 手を繋いでいたい 手を繋いでいたいのだ 余計な話は今はしなくていいから 僕らはまだまだ それぞれだけれどね それでも、それでも 君が好きだ ただ君が好き 悲しみのスタートライン 揃わないね 口癖まねしても君にはなれないや たぶん、今がちょうど幸せ 手を繋いでいたい 手を繋いでいたいのだ 僕らは結局 それぞれだったよね それでも、それでも 君が好きだ 君が好きだ さよならばかりの日々の中で
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