Novelbright
幼い頃からずっと当たり前のように そばにあった大好きな温もりが いつの日かさよならって初めからわかってるけど 嘘だと思いたかったもう一度抱きしめてよ あれはゆりかごの中での記憶 輝く目を見てそっと笑み浮かべた姿 どこでもバカみたいにはしゃいでいた僕を いつでも優しく笑ってくれたよね ここで再会が永遠の約束だった なのにどうして突然離れてくの? 今も これからも沢山ただいまと言いたかったな 嗚呼 僅かでいいんだもう一度抱きしめてよ 時間は流れゆく 齢も重ねていく どの時代振り返ったって眩しすぎる太陽より何倍も 晴れ舞台は主役よりも張り切っちゃってさ 何も色褪せないな 風はどこまでも先へ運んでくれるんだ 窓の外から手を振り飛び立つのさ 今も見上げればいつもしわくちゃな笑顔でさ きっと大丈夫いつしか羽を伸ばす 赤く灯る火も色を失くしていく 嵐の前の静けさを待つ ここでサヨナラの鐘が鳴り響いたんだ 泣きじゃくる僕にそっと微笑んで 何故かその顔に悔いは残ってなかったようだな 嗚呼 頬をつたった雫が綺麗だったな ここで最後まで愛を語ってくれたんだ 今にも枯れそうなその優しい声で 偉大なあなたと過ごした証を刻み込み まだ続く最愛の日々駆け抜けるよ