GLAY
青空を両手でつかまえようとしてた 誰も気に留めずに理解も求めずに たくさんの誤解はむしろ力になった 切ない雨の日は太陽を待ちながら 狂いだすこの地球-ほし-の上でまた春の訪れ 変わらないものを探して あの日のままで夢を描くよ 雪混じり春の風が吹き始める 今日もあの日の少年は線路沿い歩きながら 限りないあなたの優しさ 今も恋しい 大人はねぇ 少しだけ損ね 思い切り泣けないの そうつぶやいたそのすぐ後であなたは泣いていた 輝き続けている星の命に限りがあると流行歌-うた-は教えてくれた いつでも人の目を気にして生きて来た 近頃は言い訳なんだか増えたよなぁ... 嘯いた言葉の裏で悲鳴をあげている 「幸せを秤にかけて生きてゆくのは身体に毒よ」 遠い空あなたに叱られたようで そしてあの日の少年は幾つもの靴を潰し 自分らしい形をやっとみつけたようだね 決して派手ではなく誰にも気にも留められない それでいいさ それがいいさ あなたは頷いた 張り詰めた日々の中守ってくれた その愛が痛いほど 今はわかるよ 今日もあの日の少年は青空を見上げながら 柔らかな小さな掌繋ぎ歩いてる 時々立ち止まり僕は一人思い返すよ 別れの駅 あなたに誓った日 「貧しさを唄に代え愛してくれた その意志を大切に次に繋ぐよ」