ナイトメア
ここから先に歩む道のり 君の影は見えない 時の流れは 無情さと共に 心に空いた穴の数はもう 数えきれないほどに ゆるり降る夜に 不条理が覗く どこにでもありふれた普通の花が 開かないこともあって 世界でひとり残されたような 孤独に抱かれる 何度も声が枯れてしまうほど 泣き崩れた日々 今はその意味が わかる気がするよ 声にならない君の「サヨナラ」 どうにもならないこと せめて夢で会えたらどれほどだろう 悲しき想望 最期 最期 君が君の替わりに残したものが 大切な何かを教えてくれた どうか どうか この想いが 旅立つ君へと届きますように 雨降る街の片隅 誰も知らない物語
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