日食なつこ
思考回路が渦を巻いてあふれ出す PM25:00 聞こえるはずのない汽笛に耳をすまし夜を泳ぐ 魔法なんて起きないことは重々に承知していた 分かりきっているからこそ人は余計にそれを欲しがる 憂い 笑い 僕の中身は形も知らず大波小波 この重荷で泳ぎ切れるかい 距離を図る余裕もなくて 通りすがりの船にしがみつくように乗り込んだ 柔らかい汽笛の音は人の声に似ている気がした 夢で膨れた荷物は 碇より時には重い 誰に預けるつもりもないんだ ただたまに思う 星が見たい 海原ゆくメイフラワーもいずれ大陸で止まる そこからは歩いてゆくから それまであとひとつ夢を見せて 誰にとって何が海か 何が助け船になるか 朝を告げる汽笛の音は君の声に似ている気がした 僕を乗せたメイフラワーもいずれ大陸で止まる そこからは歩いてゆくから それまであと、ひとつだけ 朝日を浴びてメイフラワーよ 沈まぬ君よ 愛しい船よ 僕は歩いていけそうだ 碇より重い夢を背負って
曲情報 | |
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作詞 | 日食 なつこ |
作曲 | 日食 なつこ |
Vocal | 日食 なつこ |
Piano | 日食 なつこ |
Strings | 室屋 光一郎カルテット |
Brass Arrangement | 佐藤 "Fisher" 五魚 |
Strings Arrangement | 佐藤 "Fisher" 五魚 |
引用 | 永久凍土 |