ゆず
あの時君は何故そんなにも優しかったの? 僕の側にいてくれたね 打ちのめされた雨の日の夜 君は僕の側にいた 今にも泣き出しそうな顔で 僕の過ちを一瞬で気付かせてくれた 気付けば雨の降る中に お互いのため息と 後戻り出来ないという恐さを知った だからって僕は強くなったわけじゃない 君だって弱いから泣くんじゃなくて 今君がここにいないという どうしようもない事実 それは決して容易くはなかった 忘れる事に脅えるから 知らない方がましだなんて思わないで 嘘の数が増えるくらいなら一生が一瞬で終わった方がいい だから君の事考える時 優しい気持ちになれるんだよ