SUPER BEAVER
騙したわけじゃないけれど 秘密の一つくらいはあって 多分僕だけじゃないはずさ 君もそうだろう? 互いに張った予防線に 何となく互いに気付いて それ以上侵さないことが 暗黙のルール だから試し合って 探り合って 有利になった駆け引きは タイミングを見て退いた だからわからなくて わかりたくて 平行線をただなぞりながら 手を引いてみたけど まあこんなもんだ こんなもんだ 隙間に愛がないわけじゃない これでいいんだ これでいいんだ 壊れたら元も子もないし 「こんなもんだ こんなもんだ」 君もきっと唱えている なのに何でなんだ 何でなんだ ルールを守ると虚しくなんの 疑いたいわけじゃなくとも 火のないとこに煙は立たない つまりはそう言うことだろう? ルールを破ってみる 所詮自作の予防線で 決壊するのは簡単で 守ってたものの大体が ちゃちなプライド それを咎め合って 許し合って 不利になった駆け引きに 泣きの一回を頼んで 少しわかりだして わからなくて 平行線は縺れだして でも結ばれようとして なあそんなもんだ そんなもんだ 情けを持ったそれが愛情 それでいいんだ それでいいんだ 「壊したくない」が=「大切」で そんなもんだ そんなもんだ これすら言い訳になるのかな? やっぱわからないんだ わからないんだ 君の声をもっと もっと もっと 何を許したって 受け入れたって 火の跡は過去って名前になって 焦げた臭いを放つだろう だけど縺れ合った それを解いて 過去も今日も全部ほら 喋々結びで 包みたいんだよ まあこんなもんだ こんなもんだ 隙間の愛は二人のもの これでいいんだ これでいいんだ 秘密は秘密のままでいい 「こんなもんだ こんなもんだ」って言葉に悲観は込めてない だから過去と今日を 土産に持って 明けそうな夜に 二人でいたいな 新しい朝を 二人で見たいな
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